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2016.11.13
【訳詞】『Too Darn Hot』
◆『Too Darn Hot』(1948年?)
作曲、作詞:Cole Porter
コール・ポーター作曲、作詞。
ブロードウェイミュージカル『Kiss Me Kate』(1948年)の為に書いた曲。第2幕の開始時に歌われる。このミュージカルは’49年にトニー賞を受賞した。1953年には映画化、冒頭でアン・ミラーがバンドを率いて現れ、この曲に合わせて歌いながらタップダンスを踊るシーンがかっこいい!
コール・ポーターはジャズスタンダードナンバーを数多く残している人の一人であります。ゲイでありながら、妻・リンダがおり、二人の人生は『五線譜のラブレター(2004年)』という映画にもなっています。映画自体とても面白いので、そのうちご紹介したいと思います。また『ミッドナイト・イン・パリ』という映画にも少し登場しています(映画についてのブログはコチラ!)。
また歌詞中に出てくる”the Kinsey report(キンゼイリポート)"は実在する性生活の研究です。アメリカの性科学者・昆虫学者であるアルフレッド・キンゼイが発表しており、同性愛の傾向などについて述べられているそうです。これもまた、『愛についてのキンゼイ・レポート(2004年)』という映画になっています(allcinema解説ページへ)。
★セックスを話題にした曲。暑いと男性機能がうんぬんは個々の理解におまかせします。
”マイブラザー”(マイサンではないんですね。。。)とか、”パンツ氏のロマンス”とか、解釈するように解釈してーって感じ英語的にも難しく非常に苦しい訳詞でした。
内容はとにかく、とても好きな曲の一つであります。セクシーでありながら粗野に歌えたらなあと思います。
※画像は映画『Kiss Me Kate』。アン・ミラーが歌とタップを披露!最高にかっこいいです。<ワンシーンがYou tubeにありました。https://www.youtube.com/watch?v=WS_YAKZH3lw>ストーリーも面白いし、曲もイイのでぜひ観てみてください!
暑い!なんて暑い日なんだ!
暑くてたまらない