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2020.02.24

【訳詞】『Feeling Good』

◆『Feeling Good』(1964年)
作詞、作曲:Leslie Bricusse、Anthony Newley

’65年イギリス社会風刺ミュージカル『The Roar of the Greasepaint-The Smell Of The World(ドーランの叫び、観客の匂い)に書いた曲。
ニーナ・シモンやクリス・コナー、最近だとマイケル・ブーブレが歌っている。
ニーナ・シモンは黒人霊歌っぽく歌ってるが原曲はまったく正反対のものだそう。
<参考:『ジャズ詩大全5』/村尾陸男著>
※ヒト聴き惚れエピソードはコチラ!

★マイケル・ブーブレ版の曲は、どうやらホンダ・アコードのCMに使われてたらしいですね
<
https://www.youtube.com/watch?v=vIzKD7TQB0I>

2020.02.24

【訳詞】『It's Only A Paper Moon』

『It's Only A Paper Moon』(1933年)
作詞:Billy Rose、E.Y.Harburg
作曲:Harold Arlen

’32年の『Great Magoo』という芝居の挿入された。当初は”If You Believe In Me"という曲名だったが、
’33年の映画『Take A Chance』から曲名を変えて使用。その後、’45年の映画『Too Young To Know』に使われたり、ナット・キング・コールの歌で大ヒット。
’73年の映画『Paper Moon』でリヴァイバルされた。<
参考:『ジャズ詩大全7』/村尾陸男著>。
★映画『Paper Moon』、面白い映画です。
ジョー・デヴィッド・ブラウンの小説『アディ・プレイ』原作。実の親子である、ライアン・オニールとテイタム・オニールが映画でモーゼとアディを演じています。
なおこの作品で、テイタム・オニールが第46回アカデミー賞史上最年少の助演女優賞を受賞しています。

<あらすじ>聖書を売り付けて小金を稼ぐ詐欺師のモーゼが、亡くなった知り合いの娘アディと出会う。彼は嫌々ながら彼女を親戚の家まで送り届ける事になったが、ペテンの相棒としてアディと旅を続けるうち、モーゼは父親めいた愛情を感じていく……。モノクロの映像が30年代の雰囲気を巧みに伝える、心温まるロード・ムービー。(Yahoo!映画より)
アディが最初無愛想で可愛くない女の子で出てくるんだけど、頭はいいし、稼ぎはいいし、だんだん表情が出てきて可愛くなってくる様子が好きです
鏡の前でポーズとったり、コロンをつけすぎたり、男の子と言われてムッとしたり、グラマラスな踊り子に嫉妬したり。。。

モーゼもその子に翻弄されてるのが面白いです。ぜひ観てみてください。

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