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2017.06.04

【ヒト聴き惚れ】『買い物ブギ』/笠置シズ子

 【ヒト聴き惚れとは】:一目惚れのように聴いた瞬間にとても心を揺さぶられたり、印象に残ること。
                         また、聴いたときはそう思わなくてもずっと耳に残ってたりすること。
                         そのように自分が感じた曲をご紹介したいと思います。

『買い物ブギ』
/笠置シズ子

たまの日曜 サンデーというのに
何が因果(いんが)と 言うものか
こんなに沢山(たくさん) 買物たのまれ
人の迷惑 考えず
あるものないもの 手あたりしだいに
人の気持ちも 知らないで
わてほんまに よういわんわ

最初に聴くと、なんかよくわからないけど。。。
リズムと歌詞の音の響きがすごい気持ちイイのって好きです
しかもおしゃれ
あと、なんか笑っちゃう曲w面白い曲ww

1950年発売。
上方落語の「無い物買い(無いもん買い)」を元に服部良一が詩を付けたそう。
複雑な歌詞に対して”ややこし、ややこし”と笠置シズ子がぼやいたのを、服部が面白がって歌詞に取り入れたという。
※wikiより参考(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%B7%E7%89%A9%E3%83%96%E3%82%AE%E3%83%BC

コレ、最初に聴いたのって演歌歌手の人がTVでカバーしてるの聴いてからです。
そのだいぶ後、最近のハナシ。
夜中のジャニーズの音楽番組でこの曲に再会
※関ジャム 完全燃SHOW 【ウルフルズが心に響く関西弁ソングの魅力解説】 2017年5月28日※
https://www.youtube.com/watch?v=27k2YrB3CJQ
(『買い物ブギ』は上記動画に出ていません)

ウルフルズが出ていて、
トータス松本さんが”関西弁ソングはブラックミュージックと似ている”と言っていました。
で、空耳アワーみたいに、関西弁ソングとジェームス・ブラウンの曲とかを聴き比べて紹介していました。
”へぇ~!おもしろいなあ~”って思いました。

あと、関西弁の歌詞にしたロックバージョンの”関白宣言(さだまさし)”をトータス松本さんが歌ってて、
すごいかっこよかった

この人の歌、好きです。
”声でうたう歌”というよりは、”この人自身が歌になる”とか”この人のすべてが声になっている”みたいな。
こういうのを”ソウルフル”っていうのかもなあ~なんて思ったりします。
なんかわからんけど、わたしのど真ん中にガツン!と来て揺らされます

『買い物ブギ』というより、
トータス松本さんのことを書いてるほうが多いですがw、
ぜひぜひ聴いてみてください。
いろんな人がこの曲をカバーしています。

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